9: ◆sIPDGEqLDE[sage saga]
2015/10/07(水) 15:34:08.05 ID:1tXlvZV40
「でもな、小梅。確かにここは取り壊される。けど、ここで皆と過ごした時間は、ちゃんと小梅の中にある」
むき出しのコンクリートの床に、ゴツゴツとした靴音が響きます。
音が止むと、プロデューサーさんが目の前にしゃがんでいました。
「小梅が忘れなければ、それは、小梅の中で生き続けるんだ」
そう言って、暖かくて、大きな手で頭を撫でてくれます。
「ほ、本……当?」
「あぁ。勿論俺だって覚えてる。忘れやしないよ」
そのままにっこりと微笑んだプロデューサーさん。
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