過去ログ - やはり冴えない俺の青春ラブコメと彼女の育てかたはまちがっている。
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31:物置-monooki-
2015/10/08(木) 22:22:47.10 ID:lzJ26ahl0
詩羽「なるほどね。貴女達が奉仕部の……」

雪乃「はじめまして、部長の雪ノ下雪乃です。」ペコリ

結衣「由比ヶ浜結衣です!」

詩羽「霞ヶ丘詩羽よ。サークルでは一応シナリオを担当しているわ。」

結衣「……何かすっごく綺麗な人だね。」ヒソヒソ

八幡「…………。」

八幡(綺麗、ね……。こういう見た目の人間ほど、性格ねじ曲がってて面倒だという事を俺は良く知っている。昨日のやり取りを見る限り、この霞ヶ丘先輩も例外とはならないだろう。)

詩羽「加藤さんも居るという事は、サークルの打ち合わせかしら?なら他のメンバーも集めるべきだと思うのだけど。」

雪乃「サークルの、というよりは奉仕部としての集まりです。サークルの個人個人に話を聞いて、今後の方針を固めているところでした。」

詩羽「…そう。なら倫理君は来ないのね。」

結衣「りんりん?」

八幡「おい、んはどこから来た。何だよその鈴の音みたいな可愛らしいやつ。」

八幡(俺も気になっては居たが、この人は何故か安芸の事を倫理と呼ぶ。はっきり言ってどうでもいいが、一度気になってしまった以上夜も寝れないかもしれない。仕方ないじゃない人間だもの。)


雪乃「霞ヶ丘先輩、いくつか質問をしてもよろしいでしょうか?」

詩羽「ええ。私に答えられる範囲の質問なら受け付けるわ。」

結衣「ありがとうございます!先輩は犬派ですか?猫派ですか?」

詩羽「………。」

八幡「由比ヶ浜、お前少し黙っとけ。」

結衣「えー!気になるじゃん!大事だよ?犬派猫派!」

八幡「知らん。仕事しろ仕事。」

八幡(それ、きのこ派たけのこ派並みにスケールの小さい戦争だからね?)

雪乃「………………。」ジー

八幡「何だよ?」チラッ

雪乃「いえ……貴方が仕事しろ、というのは天変地異の前触れか何かなのかと思って。」

八幡(お前が一番黙ってて欲しいわ。)

詩羽「ふふ。仲が良いのね?」

結衣「えへへ……。やったねヒッキー!」

八幡「別に仲良しじゃないですよ。お互いに利害が一致し合ってるから利用している関係なんで。」

結衣「何気にそれすごく酷い関係だ!?」

雪乃「ええ。この男、腐った目の割には利用価値はあるし、男子だから力仕事も任せられるので私が楽です。」

結衣「ゆきのんも乗っかった!?もう実は仲良しなんでしょ二人共!」

詩羽「なら暫くはこっちの活動も捗りそうね。よろしくね、八幡君?」ニコリ

八幡「……う、うす…。」

八幡(唐突な名前呼びと優しく微笑みかけるのやめて!勘違いしちゃうから!)




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