過去ログ - やはり冴えない俺の青春ラブコメと彼女の育てかたはまちがっている。
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5:物置-monooki-
2015/10/07(水) 18:24:16.65 ID:faaSriNm0
平塚「雪ノ下、居るかね?」ガラガラ

雪乃「平塚先生、ノックを。」

平塚「おお、比企谷に由比ヶ浜も居たか。丁度いい。」

雪乃「………はぁ。」

八幡(生徒の言葉はちゃんと聞いてあげてね先生)

八幡「何か用ですか先生?」

平塚「依頼の件をそろそろ雪ノ下から聞いた頃だと思ってね。今日は依頼人の代表に直接訪ねてもらったのだよ。」

結衣「ホントですか!どんな人かな?」ワクワク

八幡(…先生はエスパーか何かなんですかね?)

雪乃「……それで、その依頼人というのはどちらに?」

平塚「廊下で待たせているよ。安芸君、入ってきたまえ。」

安芸「……失礼します。」ガラガラ

八幡「…………。」

八幡(…うわー。見るからにオタク君だよこれー)ジトー

安芸(……目の脱力感が凄いなこの人)


雪乃「貴方が依頼人……豊ヶ崎学園の安芸倫也君ですね?」

安芸「あ、はい。平塚先生の助言で奉仕部の皆さんに御願いする事を提案されまして…」

安芸(…うわ、何か詩羽先輩みたいな雰囲気の人だ)

雪乃「そう……、単刀直入に聞きます。貴方のサークルはどのようなゲームを作っているのですか?」

八幡(初対面の人なのに何で棘のある言い方しちゃうのかな雪ノ下さん)

結衣「あたしもそれ聞きたいなー!」

安芸(…この子は明らかに頭の悪そ………ではなく、癒し系な感じのキャラが滲み出て…)

雪乃「質問しているのだけれど?」

安芸「は、はい…!サークル内容とか、平塚先生から聞いてないんですか?」

雪乃「………。」チラッ

平塚「……ははは、すまない。面白いゲームを作っているサークル、とまでしか説明していないんだ。」

安芸「………なら1から説明する必要があるワケですね……」ハァ

八幡「先生、こんなんで大丈夫なんすか?」

平塚「まあ後の事は君らに任せるよ。私は職員室に戻っている。安芸君、ゆっくりしていきたまえ。」ガラガラ

八幡(逃げやがった………大人ってずるい)

安芸「………………我がサークルは……」

八幡(そしてこの安芸何とか君はいきなり語り出すし…)


安芸「誰が胸をときめかせる…!最高のギャルゲーを作る事を目標に出来たサークルなんですっ!」

八幡「…………は?」

結衣「ぎゃるげー………?」

雪乃「……………お引き取り願います。」

安芸「…えっ!?ちょ!話くらい聞いて!触りだけでもいいから!」アワアワ

八幡「………聞くだけ聞いてやれば?」

結衣「あれ、ヒッキー珍しく乗り気?」

八幡「んなワケあるかよ。」

八幡(俺は知っている……この手の奴は自分の好きなモノを語りたくてしょうがない連中だ。ソースは材木座。話を大人しく聞いてやれば欲求も解消されて静かになるだろう。あわよくば依頼の件も忘れてサヨウナラ)ニヤリ

雪乃「……そうね。依頼の細かい内容を確認する前に断るのもどうかと思うし………話くらいは聞きましょう。」


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