過去ログ - やはり冴えない俺の青春ラブコメと彼女の育てかたはまちがっている。
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8:物置-monooki-
2015/10/07(水) 19:03:45.11 ID:faaSriNm0
安芸「……えーっと…、では何故俺がサークルを立ち上げようと思ったのかから説明を……」

八幡(マジか………それ割愛してよ…)

雪乃「却下。サークル内容はもういいので、私達は具体的にどのような手助けをすればいいのかを教えていただけるかしら?」

安芸「…………発端はとある坂道で……」

雪乃「貴方聞いているの?その耳はディスティニーランドで売っている飾りなのかしら?何度も同じ事を言わせないで欲しいのだけれど。」

安芸「…………はい。」

結衣「あはは………」

八幡(容赦ねーなホント…)


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カクカクシカジカ…


雪乃「……つまり私達が出る幕は無いという事ね。」

安芸「ちょっと待って!何でそうなった!?」

八幡(激しいツッコミだなー)

結衣「ゆきのん、どういう事?」

雪乃「だって私、テレビゲームという物をやった事が無いもの。進行に対しての指摘もやってみた感想も何も出来ないわ。」

結衣「えー!あたしはちょっとくらいならわかるよ!面白そうだしやろうよー!」グイグイ

八幡(これはチャンス!乗るしかない、ビッグウェーブに!)

八幡「確かに、さほどゲームに詳しくない奴が指摘もダメ出しも出来るワケがない。しかもジャンルがギャルゲーなら尚更だ。そういうのは詳しそうな奴に頼れよ。」

八幡(完璧。これで諦めてくれれば俺の休日は守られる)

安芸「その類いに詳しそうな知り合いで構成されたサークルなんだ。サークル内での意見なら毎日のように出し合ってる。」

雪乃「ならそれでいいじゃない。わざわざ他校の私達を頼る理由がわからないわ。」

結衣「むぅ……。ゆきのんもヒッキーももっと協力的になればいいのに…。」

八幡「そうは言うがな由比ヶ浜。ギャルゲーってのはそもそも……」


安芸「理由ならあるさ………」


八幡「え?」

結衣「あるんだ……。」

雪乃「……聞かせてもらえるかしら?」


安芸「俺が……!俺達が作ろうとしているのは………誰もが胸をキュンキュンときめかせる史上最高のギャルゲーなんだっ!他校の生徒だろうが千葉県民だろうが…!その人の心に響かないで、そんな作品が作れるワケがない!だから、この総武高の生徒にもギャルゲーの素晴らしさを理解してもらわなければ意味が無いんだ!」

八幡(いや主旨変わってない?貴方はギャルゲー評論家か何かですか?)


雪乃「心に響く、ね…。」

結衣「何かわからないけどすごいね…。」

安芸「どうだろうか?この依頼……受けてもらえないだろうか?ギャルゲーの為に。」

八幡(サークルの為に、だろ…)



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