過去ログ - ハク「自分の周りってさ」キウル「はい?」
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31: ◆lNXUmdYSDk[saga]
2015/10/08(木) 15:48:47.60 ID:fJ/mRbsa0

白楼閣の通路を歩いている時─。


マロロ「おーい!ハク殿〜!」


ハク(む、この聞き覚えのある声は…)


後ろを振り返る。


ハク「やっぱりお前か……マロ」


マロロ「ほ?やっぱりとは何の事でおじゃる?」


ハク「いいや、何でもない。どうしたんだ?こんな所に来て」


マロロ「そうなのでおじゃる!これを見てほしいのでおじゃ」


マロロは懐から何やら巻物を取り出す。


そのまま巻物の封を解き、目の前で広げる。


ハク「なんだぁ…?これは」


マロロ「恐らくこれは……宝の地図でおじゃるよ!」


ハク「宝…?」


これは大和の地図だ、少し南東の方に×印がある。


マロロ「そうでおじゃる!つい先日屋敷から見つかったものでおじゃ!」


マロロ「元々マロの家は名家でおじゃる。そしてその元名家が隠す宝…」


マロロ「これは…隠し財産でおじゃる!」


マロロが自信に満ち溢れた声で言い放つ。


ハク「へぇ…そりゃ凄い。それで?これを自分に見せてどうしようと?」


マロロ「良くぞ聞いてくれたでおじゃる!ずばり──」


ハク「一緒に行け、なんて言わないだろうな?」


マロロ「まだ何も言ってる途中でおじゃる!?……でも、その通りでおじゃる」


ハク「やっぱりか…冗談じゃない、誰がそんな面倒臭い事…──」


マロロ「お宝は山分けでおじゃる」


む…?


ハク「……何だって?」




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