過去ログ - ハク「自分の周りってさ」キウル「はい?」
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◆lNXUmdYSDk
[saga]
2015/10/09(金) 04:31:24.91 ID:AY2/D2F00
そう言うとマロロは地図の端を指差し、見せてくる。
そこにはとても小さい文字が書かれていた。
『双子違える時、我が至宝の眠る場所開かん』
ハク「…双子…違える…?」
マロロ「何の事かでおじゃろう…」
ハク「双子…ねぇ…」
また周囲を見回して見る。
何気なく道から外れた坂下を覗く。
すると、その山道から外れた坂道の下に全く同じ形をした縦長の石が見えた。
ハク「…!…成程なぁ…」
マロロ「…ハク殿?何かわかったでおじゃるか?」
ハク「ああ…!もしかしたら見つけたかもしれんぞ!」
マロロ「な、なんと!?それは本当でおじゃるか!?」
マロロの全部を聞く前に坂を下る。
マロロ「あ、ハク殿ー!待ってほしいでおじゃる〜!」
後ろからマロロの呼び止める声が聞こえるが、今はそれ所ではない。
ハク「……恐らくこれが、双子なんだろうな」
マロロ「…んん?この岩がでおじゃるか?」
追いついたマロロは訝しげな表情でその石を見る。
ハク「ああ、そうだ。この双子岩をどうにかするとお宝が出てくるって事だと思う」
マロロ「ほ〜!そうでおじゃったか!流石はハク殿!やはり来てもらって良かったでおじゃる!」
ハク「褒めるのはまだ早いぞ。双子を見つけただけで、どうするかまではわかってないんだからな」
マロロ「マロはハク殿を信じているでおじゃる!」
ハク「いや、お前も考えろよ…」
その双子岩を2人て触ってみたり、叩いてみたりするが反応はない。
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