過去ログ - 渋谷凛とストーカー 「凛ちゃんを壊さなければならぬ」
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名無しNIPPER
2015/10/08(木) 20:21:00.72 ID:HWN9e0F40
凛「え? なんかベタベタするんだけど」
凛の顔は笑顔から怪訝な表情に変わった。
唇を真一文字に結んで少し眉をひそめた。
そんな凛を見ながら、あいつはにやけている。
何か満足げな笑みだ。
凛は、あいつの両手と顔を交互に見ながら、次第に不安が湧いて来た。
僕「三日かけて溜めた僕のジャム。濃いのがたっぷり出たんだよお。
凛ちゃんの事を想いながら絞り出しました」
これを聞いた凛は、一気に不快となった。
顔をしかめ、唇の左端が吊り上り、左まぶたが硬直した頬に押し上げられた。
凛「ち、ち、ちょっと御手洗いに行ってきます!」
そう叫んで駆け足でトイレに逃げ込んだ。
凛「な……なにこれ、生臭い……べたつく……白く濁ってる。
これって男の人の……嫌だ」
凛は、石鹸をたっぷりつけた手をこする。
凛「嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌」
泡だらけになった手を蛇口から出る流水に浸し、
さらに何度もこすり続ける。
凛「気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い」
どれだけこすって洗っても、汚れが取れない気がして来る。
凛「最悪だよ……」
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