過去ログ - 新条ひなき「ホットスパイシー・ガールズ!」
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5:名無しNIPPER[saga]
2015/10/10(土) 19:35:45.47 ID:MJpmBfOd0
 本当は今後のこと、今自分の考えていること。そして珠璃の考えていることを話したいし、話しておくべきなのだ。なのに、なんとなく彼女と二人きりになるのが憚られて動けずにいる。負い目や気不味さを感じてしまう。

 こんなこと、今まで一度もなかった。紅林珠璃という少女は、私にとって切磋琢磨し合うアイカツ仲間でライバルである前に、幼い頃から芸能界を一緒に生きてきた、幼馴染で親友だった。気の置けない仲とはこのことを言うのだろう。彼女となら何でも話せた。

 はずなのに。

 Luminasの活動を続けようと決めたことも、全国ツアーの話も、自分では切り出せなかった。今日のお昼に、珠璃は学園長から聞いてすぐに応援に来てくれたけれど。本当は私が最初に伝えて、相談しなければならなかったんだ。

ひなき「はぁ……」

 思わず、溜息を吐く。楽しいこともたくさんあるけれど、大変なこともたくさんある。おかしい。新条ひなきはこんなキャラじゃないはずだぜ。



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