過去ログ - 咲「寄りかかる」恭子「寄り添ってる、やろ?」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:15:37.22 ID:+3oPxkrl0

咲「またまた、心にもないこと言っちゃって」

恭子「……いや、二割くらいは本心やな」

以下略



25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:16:16.00 ID:+3oPxkrl0

恭子「……なぁどうしたん?」

咲「何がですか」

以下略



26:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:17:14.82 ID:+3oPxkrl0

落ち着いた雰囲気の瀟洒なお店だった
お客くさんも多くはなかったので少し奥まった席に座る

注文してから届くまで何となく無言……なんなんだろうね。この時間は
以下略



27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:18:13.08 ID:+3oPxkrl0

末原さんが困ったような顔でこちらを覗う

恭子「私が悪いんやったら謝るから、な」

以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:20:04.91 ID:+3oPxkrl0

恭子「すまん。私はあんまり察しが良くないから言ってくれな分からん」

咲「ちょっと機嫌が悪かったんです。忘れてください」

以下略



29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:20:58.33 ID:+3oPxkrl0

少し深く息を吐き、覚悟を決める

咲「末原さんは悪くないんです」

以下略



30:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:22:20.32 ID:+3oPxkrl0

ただ大阪に来たかった訳じゃない
末原さんの育った街に、末原さんに会いに、来たかったのだ

最初にそう伝えていればこうはならなかっただろう
以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:23:06.38 ID:+3oPxkrl0

今日は楽しかった
けど私の心積もりとは少しばかり違った形だった
それだけのことだ

以下略



32:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:23:57.49 ID:+3oPxkrl0

洋榎さんが嫌だった訳じゃない

私は気に入った場所をいくつかぐるぐる廻るだけの人間だから
ちょっと強引にでも引っ張って、世界を広げてくれる人は有難い
以下略



33:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:25:21.48 ID:+3oPxkrl0
……というようなことをまとまらない頭で言った気がする

私の取り留めのない言葉を末原さんは黙って聞いてくれていた

どんな表情だったのかは分からない
以下略



34:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 06:26:03.41 ID:+3oPxkrl0

どれくらい経っただろう。長かった気もするし一瞬だった気もする

――リンっ――

以下略



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