9: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:36:27.65 ID:0Eg5nukYo
法子「あ、なるほど、彼女できたんだね!オメデト!」
P「うひひ、サンキュ!アタックし続けた甲斐があったってもんよ〜」
10: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:38:18.44 ID:0Eg5nukYo
それからの毎日は、プロデューサーはとても幸せそうで。
やっぱりドーナツが人を幸せにするチカラはホンモノだったんだね。すごい!
11: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:40:41.14 ID:0Eg5nukYo
P「よー法子、捗ってるか〜?これ、例のブツ」
法子「あ、プロデューサー。ごめんね、買ってきてもらっちゃって」
12: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:42:03.06 ID:0Eg5nukYo
P「あ、うん。ほら、こういう安らかな寝顔とか見ちゃったらさ。あぁ、自分は父親なんだなーって、男なんだなーって実感?コイツを守るために生きてんだな〜もっと頑張んないとな〜って。分かる?」
法子「ふーん……あたしオトコじゃないからたぶん一生実感は湧かないだろうけど、まぁ言ってることはなんとなく分かる、かな?」
13: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:44:09.09 ID:0Eg5nukYo
無事志望の大学に受かっても、ドーナツみたいに甘い毎日はずっと続いてた。
いつかのふと思った、未来への希望。そのとおりの未来。
14: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:45:14.71 ID:0Eg5nukYo
――あぁ。
そうだったんだ。
15: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:46:38.68 ID:0Eg5nukYo
P「良かった、法子、良かった、本当に……」
法子「あーもうみっともないなぁ!ホラ鼻かんで!」
16: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:48:20.82 ID:0Eg5nukYo
ファンのみんなの満開の笑顔と涙に見送られながら、あたしの引退ライブは幕を閉じた。
ドーナツからもらった幸せを、たっくさんの人に届けるあたしの使命が、終わったんだ。
17: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:50:04.09 ID:0Eg5nukYo
P「……うう……」
18: ◆IFFm0md6XI[saga]
2015/10/11(日) 17:52:12.26 ID:0Eg5nukYo
……ううん、分かってる、ごめんね。
こんなに簡単に目の前からなくなっちゃう幸せがあるなんて知らなかったよ……
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