9:名無しNIPPER[saga]
2015/10/11(日) 23:30:39.98 ID:m4tbOBnl0
だからこれから、アタシは日々穂乃香ちゃんの隣にいられるように、そんなことを思い描くって決めたよ。
確かにいつかはここから、穂乃香ちゃんが飛び立ってしまうかもしれないけれど。
そのときはアタシと穂乃香ちゃんが出会った東京で、あなたの帰りを待ってることにしたよ。
「忍ちゃん、気づきましたか? 外のお天気のこと。忍ちゃんが元気になるにつれて雲もどこかに行ってしまったみたい」
いつの間にか雨音はどこか遠くに消えて、カーテンの隙間から光が差している。
細かな埃が光を反射している風景がすごくきれいに見えた。
「本当だ! ね、穂乃香ちゃん、晴れたみたいだよ!」
「そうですね。ふふっ、じゃあ、お出かけしましょうか」
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