過去ログ - 杏「きっと流した汗は」泰葉「美しい」
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6: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:08:32.11 ID:ZeFr44Y10
「努力したって報われない気持ちが泰葉ちゃんにはわかる?」

「わかりますよ。私だって子役時代いくら努力してもお仕事は増えない所か減ってゆくばかりでした」

「じゃあ杏の言いたい事わかるでしょ?」

「でも私はそれらが無駄だったとは思いません。それらの経験が今の私を作っているのですから」

「泰葉ちゃんは強いね」

私は精一杯の皮肉を込めて言う。なんでそこまで平気なんだよ。
だけど泰葉ちゃんは全然気にしていない様子で、

「この業界にいれば嫌でも強かになりますよ」

本当に強いや。嫌になっちゃう。
泰葉ちゃんが眩しい。目が、いや全身が焦げそうだ。
劣等感で狂いそう。
この会話を切り抜けるためにも嫌だけどレッスンに行くべきか。
背に腹は変えられない。なんて思っていたら思わぬ提案を泰葉ちゃんがしてきた。



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