過去ログ - 兄「見滝原…?」妹「魔法少女だね!お兄ちゃん!」
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◆P9pfg3B6i2
[saga ]
2015/10/12(月) 20:30:59.87 ID:+B+moLy40
結界の奥へと進んでいく、使い魔は襲ってはこなかった
まどか「あ、あのマミさん!」
マミ「?どうしたの」
まどか「私なりに願いについて考えてみたんですけど…考えが甘いって怒られちゃうと思うんですけど…」
マミ「いいわ、聞かせて」
まどか「私、得意な科目とか、自慢できる才能とか何も無くて誰の役に立てないまま過ごしていく自分に嫌気がしてたんです」
まどか「でも誰かを助けるために戦ってるマミさんを見て、それが自分にもできるかもしれないって知った時」
まどか「何よりも…それが嬉しかったんです」
まどか「だから私は魔法少女になれたらそれで夢が叶っちゃうんです、胸を張って生きていけることが一番の夢だから!」
まどか「こんな自分でも誰かの役に立てるんだよって」
マミ「私…憧れるほどのものじゃないわよ」
マミ「………ほんとはね、戦うの怖いんだ、あなた達の前ではかっこつけて、先輩ぶってるだけ」
マミ「独りになればいつも泣いてばっかだし……私なんて…」
まどか「そんなことないです!」
まどか「マミさんはもう一人じゃないですよ」
まどか「わたしなんかじゃ…頼りないかも知れないけど…でも」
まどか「マミさんの側にいることならできます、私も一緒に戦ってもいいですか?」
マミ「あ、ははは私ちゃんと先輩らしくしてなきゃダメなのに…やっぱだめだめね私って」
マミ「ありがとう、鹿目さん、魔法少女コンビ結成ね」
二人は握手する
まどか「はい!あ…でも」
マミ「?」
まどか「ね、願い事どうしましょう……」
マミ「……そうね、魔女を倒すまでに決まらなかったら大きなケーキと御馳走にしましょう」
まどか「え……私ケーキと御馳走で魔法少女になるんですか!?」
マミ「嫌ならちゃーんと自分で考えなさい」ニコッ
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