過去ログ - シンデレラ「え!!舞踏会は十二時半までなのに魔法は十二時に解けるって!?」
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11:0さん[saga]
2015/10/12(月) 10:11:08.50 ID:sCaIejX80
※ここからお姉さまA・BをA・Bで表記します。ちなみにAが姉、Bが妹です。


十二時まで残り十分。
もはや魔法が解けたところで誰も気に留めることもないが・・


王子様の提案後、会場にいた男性は二階へ移動し見物することになった。
女性は大広間に残り、重々しい雰囲気の中お互いをにらみあっていた。


この闘いで勝ち残れば晴れてお姫様。
皆気合は十分すぎるほどである。


魔法使い(シンデレラ、シンデレラ、聞こえるかい??)


シンデレラ「ああ、魔法使いさん」


魔法使い(なんだかおもしろい・・・いえ、大変な状況になったわね。)


シンデレラ「ええ、何とか首の皮一枚繋がってるわ。
魔法の制限時間も気にしなくて済みそうだし。」


魔法使い(首の皮一枚どころが今のあなたはとっても有利な状況よ。)


シンデレラ「・・・・?
どういうことなの・・??」


魔法使い(だってこの場であなただけはとっても強力な武器を持っているんですもの。)


シンデレラ「武器って・・・・まさか・・・・」


魔法使い(そのまさかよ!!
そのガラスの靴は立派な魔法の武器なんですもの!!)


シンデレラ「私が引いたガチャって武器ガチャだったんだ・・・」


魔法使い(ちゃんと意識して使えば蹴りの威力がぐんと上がるのはもちろんのこと、速く走ったりもできるわ!!
あと絶対に割れないから存分に使いなさい!!)


シンデレラ「ガラスの靴・・・侮ってたわ。」


魔法使い(この戦いで注意するとしたらAね。
武器なしであんなに強いんだから注意して戦うことね。)


シンデレラ「わかったわ。忠告ありがとう。」


魔法使い(それじゃ、健闘を祈ってるわ・・・)


A「シンデレラ、さっきから何一人でぶつぶつ言ってんのよ。気持ち悪いわ。」


シンデレラ「・・・・・」


A「一つ言っておくけどね、この戦いあんたにだけは絶対に負けないわ。」


シンデレラ「私だってお姉さまにだけは負けないわ。」


A「・・・・・」


シンデレラ「・・・・・」


王子様「それではこれより、我が妻を決めるバトルロワイアルを始める。
それでは・・・・・はじめ!!!!」


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