過去ログ - 【やれやれ】村上春樹風プロデューサー【モバマス】
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1:名無しNIPPER
2015/10/12(月) 15:23:07.87 ID:puC2tlh40
千川ちひろが持って来たカフェ・オ・レを一口啜った。

今日もアイドルの相手をしなければならない。

思春期の女の子たちの嬌声を聞きながら、レッスン風景を眺める。

大人からすれば他愛もないが、少女たちからすれば重大な悩みの相手をする。

真剣な面持ちで少女たちは悩みを僕に打ち明ける。

こうした僕の仕事がまた始まろうとしている。

やれやれ、と僕は思った。

「プロデューサーさん。一緒にお茶しませんか?」

島村が部屋に入って来て言った。

彼女の長いくせ毛は今日もゆるやかに波打っていた。

良く晴れた日の砂浜の波のように。

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2:名無しNIPPER
2015/10/12(月) 15:30:33.28 ID:puC2tlh40
僕はアイドルたちが集まる部屋に行った。

そこでは、三村を中心に茶会の準備が進められている。

ふくよかな丸みを帯びたティーポットは、持ち主の三村にそっくりだと僕は思った。
以下略



3:名無しNIPPER
2015/10/12(月) 15:35:11.00 ID:puC2tlh40
「三村さん。パンケーキの美味しい食べ方を御存じないのですか?」

僕は呆れながら言った。

「美味しい食べ方ですか? このままじゃいけないのですか?」
以下略



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