5: ◆rDGuVmz79Q[sage]
2015/10/12(月) 23:31:50.82 ID:1LYtJIQe0
翌日、アタシはPさんが1人になるのを見計らって話を切り出した。
奈緒「Pさん、来週の月曜空いてる?」
モバP「どうした奈緒?祝日だから空いてはいるぞ」
私はPさんに封筒を渡した。
奈緒「チケット貰ったんだけど、よかったら使ってほしいなって」
P「お、ロッテ対日ハムか!チケット間に合わなくてBSで見ようと思ってたんだよ、本当にいいのか?」
奈緒「あ、ああ。捨てるのもアレだし、使ってくれると助かるって」
まぁ母さんが。
P「そうか嬉しいなぁ、ありがとう奈緒」
頬を緩めて、目尻を下げて笑うPさんはどことなくいつもより楽しそうだ。
奈緒「べ、別にアタシは何もしてないし」
なんだか見てるだけこっぱずかしい。それじゃアタシはレッスンあるから。そう言って立ち去ろうとした時だった。
P「それじゃ、何時集合にする?」
奈緒「へ?」
へ?
P「会場は12時からだから…って奈緒どうした、ぽかんと口開けて」
奈緒「え、いや。アタシはその」
P「奈緒から野球に誘ってくれるなんて嬉しいよ、二枚で俺と奈緒のじゃないのか?」
奈緒「あ、ああ!そうだよ!」
なんでアタシはここで否定しなかったんだろう。Pさんと出かけたかった、友紀さんや誰かと二人きりにさせたくなかった。
きっと両方だ。
自己嫌悪に陥りそうな私を尻目にPさんはどんどん予定を詰めていく。
気付けばあっという間に約束の日になってしまった。
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