2:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:20:51.61 ID:JBcd1l5q0
菜々「もしもし……夜遅くにごめんなさい」
モバP(以下P)『おお、どうした?』
菜々「今大丈夫ですか?」
3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:21:28.68 ID:JBcd1l5q0
菜々「こんな時間までお仕事ですか?」
P『んーもう終わるけどな』
菜々「無理しちゃダメですよ? 何事も身体が資本ですからね」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:21:57.69 ID:JBcd1l5q0
菜々「ナナがただの安部菜々に戻る前日なんですから」
P『今までお疲れ様』
菜々「いえ、疲れてなんかないですよ」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:22:28.83 ID:JBcd1l5q0
菜々「ふふっ……さっきのお返しですよ。ナナだって恥ずかしかったんですからね」
P『じゃあこれでお相子だな』
菜々「ですね……」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:22:56.75 ID:JBcd1l5q0
菜々「でも、本当に色々ありましたね」
P『そうだな……』
菜々「覚えてますか? 初めて会った日の事」
7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:23:30.34 ID:JBcd1l5q0
P『俺が居なくても菜々はアイドルになってたよ』
菜々「いえ……、ナナはずっと待ってたんです。魔法をかけてくれる魔法使いを」
菜々「シンデレラは魔法使いが居なければただの夢見る女の子です」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:24:26.30 ID:JBcd1l5q0
P『ああ、見てる人に夢を与えてくれる、輝く世界の魔法の持ち主だ』
菜々「輝く世界の魔法ですか。ナナは歌ってないですし、それになんかクサイですね」
P『ほっとけ。深夜は誰だってポエムを言いたくなるんだよ』
9:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:24:56.01 ID:JBcd1l5q0
菜々「……」
P『それに、シンデレラがかけてくれた魔法のおかげで俺にも夢が出来たしな』
菜々「夢ですか?」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:25:35.74 ID:JBcd1l5q0
P『魔法使いがなんでシンデレラの元に来たかわかるか?』
菜々「いえ……わからないです」
P『それはな、魔法使いがシンデレラに惚れたからだよ』
11:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:26:14.32 ID:JBcd1l5q0
菜々「シンデレラと魔法使いは結ばれちゃいけないんですか?」
P『言ったろ。身分違いだって』
菜々「……プロデューサーさんはナナの事を魔法使いって言いましたよね」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/13(火) 03:26:52.88 ID:JBcd1l5q0
菜々「シンデレラに魔法使いが居たように、王子様にも王子様に一目惚れした魔法使いが居たんです」
P『それが菜々だって?』
菜々「そうです」
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