過去ログ - 八幡「346プロダクションに入社した」
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103:名無しNIPPER[saga]
2015/10/18(日) 23:13:00.17 ID:NHCPGKpZ0
数日後、俺はプロデューサーがいるフロアへと向かっていた。
3人に聞いたデビューの話の資料は、今日本当に俺の方にも流れてきた。つまり、これから加速度的に忙しくなっていくということになる。なんたって14人もの仕事を管理していかなければいけないのだ。ならばデビューのスケジュールなど大まかなものを聞いておきたいと思ったのである。

「失礼します」


プロデューサーはこちらに気付くと、にらめっこしていたパソコンから顔を上げた。あの3人のデビューに関する資料でも見ていたのだろうか。
それにしてもこのプロデューサー、強面である。でかいし声は地響きのように低い。正直言ってめちゃくちゃ怖い。


「今時間大丈夫ですか?」

「はい。少しであれば」


あー、忙しいみたいだ。しかし、そこまで手がかかることならば事務員の方にでも回してしまえばいいのにとも思う。いや、楽だから個人的にはありがたいんですけどね。


「本田さん、渋谷さん、島村さんのデビューの件、本当ですか?」

「はい。少し時期尚早な気もしますが、城ヶ崎さんのライブの勢いもありますし、このまま押していきたいと考えています。それと、アナスタシアさん、新田さんも同時にデビューさせようと考えています」

「あ、5人ですか」

「はい。まだ企画段階なので書類等はまわせていませんが」


島村、渋谷、本田の3人がデビューできたのは大物に引っ張られる勢いがあってのことだったと思う。とすれば、他のメンバーが今デビューしても大した結果は残せないのではないか。


「とりあえずはその5人で様子見ってことですかね」

「いえ。他の方々にも順々にデビューをしていってもらおうと考えています」


しかし、プロデューサーの口から出てきたのは意外な言葉だった。。


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