6:名無しNIPPER
2015/10/13(火) 12:44:26.08 ID:r4UwlAbq0
武内「あの、お話とは?」
古畑「えぇ、みなさんお忙しいところすみません、犯人がわかったものですから……」
千川「本当ですか?」
古畑「はい、そうですよねぇ、武内さん?これは全てあなたが仕組んだこと、違いますかぁ?」
武内「どこにそんな証拠があるのです」
古畑「あなたはこう言いました。警報がなって仮眠室から飛び起きた。
事務所に向かう途中男とぶつかった。
えぇ、確かめましたら仮眠室と事務所をつなぐ廊下は一本道です逃げ場がありませんこのビルの外に出る道も」
武内「それがなにか問題でも?」
古畑「問題大ありなんですよ!そうなると仮眠室に犯人はずっと潜んでいることになる。
警察が呼ばれるまでの僅かな時間に逃げれる訳はないですからねぇ〜はい。それともう一つ、足跡が確認されなかった」
武内「はぁ……」
古畑「最近の鑑識というのは技術の進歩がすごくてですね?
静電気を使って足跡を採取できるわけです。そしてビルの管理会社に問い合わせた所あの日は警報装置がならなかった」
古畑「このことから犯人は武内さんしかいないのです。あなたは冷静な方ですから常務を殺害した後処理をする事を忘れなかった。その処理の完璧さに穴があったんです」
武内「しかし、私には動機がない」
古畑「えぇ、動機はあるんです。常務はどうやら嫌われてらっしゃったようですねぇ……経営方針を180度変えられてしまった。まぁそして解雇でも告げられてカッとなった、ということでしょうか」
武内「……そのとおりです」
古畑「連行して」
西園寺「はい」
今西「待ってくれ!」
千川「部長!」
古畑「待てません。これが私の導き出した真実です。あ、そういえば、最後に、現場に落ちてた妙なものについてご回答いただけますか?」
武内「なんです?」
古畑「これなんですがねぇ?」
武内「ピアス?」
古畑「西園寺くん、手錠外してくれる?」
西園寺「はい!」
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