過去ログ - 召喚士「可愛いケモノ娘を召喚しようとしたのに……」ドラゴン「ガオー!」
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44:名無しNIPPER[saga]
2015/10/14(水) 22:19:22.32 ID:fGqDHxNUo
召喚士「ダメですか」

ドラゴン「あれだな、ご主人様は性格が悪いのだな。私は少し失望したぞ」

召喚士「貴方のためを思って言っている部分もあるんですけどね」

ドラゴン「わからんな。とってもわからん。そこまで私を帰したいのか? そこまで矮小な下位魔族のほうがいいのか?」

召喚士「俺の夢だったんだ。いや、それこそ野望と言ってもいい」

ドラゴン「ほほう。やはりご主人様も野望をもっているではないか。ほれほれ、申してみよ。私が子ドラゴンの爪を剥ぐように叶えてやるぞ」

召喚士「昨日、話したでしょう。数多の小さく可愛い獣人を召喚し、共に生活することだったんだ」

ドラゴン「小兵を集めてどうする? 戦をしたいのであれば私のような圧倒的戦力のほうがいいだろう」

召喚士「戦争をしたいわけじゃないんです。ただ、そうした生活を送れたら良かった」

ドラゴン「訳がわからぬ。雑兵にタダメシを食わせるだけの生活など、ご主人様にどのような益があるというのか」

召喚士「……貴方に話したところで、何の意味もありません」

ドラゴン「なにゆえ? なぜ? 話してみなければわからぬだろう」

召喚士「昨日のことが全てです。貴方は俺に抱きつけない……」

ドラゴン「ふぬぅ……!? しかし、それは、あれだ、努力次第でどうにか……」

召喚士「いいんです。確かに貴方の傍にいれば暖に困ることはないかもしれない。でも、俺が欲しい温もりはもっと別のものなんです」


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