過去ログ - いらないもん消していって、ようやく気付けたこと書いてく
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名無しNIPPER
[saga]
2015/10/13(火) 21:43:29.75 ID:T55Qrp9o0
「消したい過去があるんでしょう?」
その店主は確かにそう言ったんだ
「失敗した、そんな顔をしていらっしゃる
でもね、叶うんですよ。なかったことに出来るんですよ」
高二の秋だったっけか、受験もまだ先だし、そんなに活発じゃなかった部活も引退した俺は消化するみたいに毎日を過ごしてた
「さぁ、帰りましょうか、うーちゃん」
彼女はいなかったけど、それと同じじゃないかってくらい親しい女友達もいて
そんなわけで何の不満もない日常を送ってたんだが、どうしてかその日は機嫌が悪かったんだよ
何を話してたかすら覚えてないような会話
けど、その中で絶対に言っちゃいけない言葉が口をついたんだ
「へぇ、それお前が言うんだ?」
「そんなつもりじゃ――」
「似たようなもんだろ」
我ながら最低だと思ったけど、そう思ったときって大方既に遅いんだよな
悪いと思ったときには彼女の姿は見えなくなってた
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