57:名無しNIPPER[sage]
2015/11/07(土) 04:36:16.00 ID:V+7hY8IM0
歩「この通り真っ二つ!それが証拠にこの通り箱も二つに割れ、間で繋がるものは無し!あー、んんっ!エミリーエミリー、生きてるかー?」
ジュリア「おいどけ!御用だ、道開けろ御用だ!」
エミリー「ん、んん……はっ。ここが極楽浄土でしょうか」
ジュリア「あたしは役人だぞ、御用だ!御用、ご、ごよ……」
エミリー「なんだか恐ろしい夢を見ていました。そう、まかべえ様に胴から二つに切り分けられたような」
瑞希「エミリーさん、夢ではありません。おみ足はあちらで、元気に跳ねています」
エミリー「あちら?きゃあ!……はぅ」
ジュリア「……るせえよ、なんでもねえよ。んだよ、邪魔して悪かったよ!」
奈緒「赤っ恥やなあジュリア?」
ジュリア「うっせ!」
瑞希「エミリーさんが、またしても気を失ってしまいました。寝ている内にくっ付けて、夢ということにしておいた方が良さそうです。舞浜さん」
歩「合点!よいしょー!」
瑞希「この妖刀は、生かすも[ピーーー]も自在であるが故に妖刀。もう一度こうして刃を通せば、てい」
歩「いざ、箱を開けて見せて進ぜよう!いち、にの、さん!」
エミリー「はっ、私は胴から真っ二つに!……よかった、悪い夢だったようです。怪我一つありません」
瑞希「チャキン。妖刀もその力を示せて満足したようです、もう一度抜けば……この通り、柄だけになってしまいました」
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