36:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/15(木) 02:35:04.91 ID:FNy6gmZo0
窓に目を向けた花陽は一瞬
ああ、私は映画でも見てるのかな…と思った。
ホラー映画でよくある演出
異形の怪物が窓越しにこちらを威嚇する
怖がりの花陽ですらありふれたシーンだと
フィクションを認識する、そんな場面。
しかし窓の外にいる人型の「それ」
不気味な体勢でへばり付いているそれの顔は
花陽を現実に引き戻させた。
無二の友達に瓜二つ
しかし他人と見紛うような無表情
死人のような双眸は
なにかを語りかけるように
じぃ…と花陽に向けられていた
ヤ ル ッ タ ラ ヤ ル ッ …
花陽「」
花陽「」バタン
花陽「」ブクブクブク…
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