過去ログ - 提督「ひるよる鎮守府?」【安価、コンマ】
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52:名無しNIPPER[sage]
2015/10/19(月) 21:56:26.84 ID:NvgaDAFvo

頭部につながる血流が遮断されていき、思考野の運用がどんどん鈍らされていく。朝潮の普段のキビキビした様とは正反対の甘い声は、
枯死していく脳内にどこまでもしみわたって行きそうだった。

……それからは、ことあるごとに成果を報告に訪れ、褒美をねだって来る朝潮に、声を掛けるのみで終わらせた。
初回は、何が起こっているのか分からないという顔をしていた朝潮だったが、その後も繰り返していくうちに、
まるで、親に見捨てられていく子供のような態度になり、このような態度をとるのは、己の成行に不足があるからだと、
やがて成果を上げようと無茶を繰り返すようになっていく。……酷く艤装を破損させ、自分の命をかえりみなかいので、きつく叱責した。

不意に朝潮の唇が、此方の口に触れた。舌でこじ開けられ、朝潮の息が吹き込まれていく、同時に締められていた首が解放され、
脳に血流が戻って来る、おそらくはそのせいであるとどこかでわかっているのに、朝潮の息で、生命が吹き込まれたような気になる。

朝潮「司令官、朝潮の味は、いかがですか……?」


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