過去ログ - 提督「赤城さんのデカ尻を揉みしだきたい」加賀「は?」
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41: ◆kquYBfBssLZl[saga]
2015/10/19(月) 03:24:43.32 ID:/kOSYSxSO

「…………ぁ……」

震える唇で何かを言おうとするが、それすらも叶わないようで。
言葉にならない空気だけが、加賀さんの口腔から漏れる。
先程まで盾のように抱えていたファイルも無くなり、代わりに、腰や肩を抱くようにしている。
その手は服を強く握りしめ、見れば、唇と同じように、小さく震えている。
いや、手だけではない。
膝も、肩も、腰も、全身が、恐怖と、不安と、そして期待に、震えている。
加賀さんのサイドポニーに手を伸ばす。
触れた瞬間、身体を抱くその細い腕に、更に力が篭る。
さら、さら、と、絡まることを覚えない髪を、二度、三度とゆっくり撫でてやる。
それに合わせて、少しずつ、少しずつ、視線がこちらを向く。
普段のキリッとした印象的な猫目は涙を湛えて潤んでいる。
頬は薄く染まり、肉厚な赤城さんの唇とは対照的な薄い唇は、浅く呼吸を繰り返す。
髪を撫でていた掌をそのまま、真っ赤に染まった耳朶に下ろしていく。
興奮して敏感になっているのか、加賀さんの身体が跳ねる。
すり、すりと擦ってやると、何かに耐えるように、背中が丸まっていく。



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