過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える 続きと終わり
1- 20
16:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 17:40:53.02 ID:kAKMmD4ho
私と彼はいつまですれ違い続けるのか。

───まるで、喜劇だ。

「……ごめんなさい。少しだけ、落ち着かせてもらえないかしら……。もう何がなんだか……」

「……すまん。無理に今返事してくれなくてもいいんだ」

彼はそう言うと振り返り、施錠した鍵に手をかける。

「待ってよ、そんな、言いっぱなしにされても困るわ。こんな状態じゃ眠れなくなるじゃない。…………入って」

「い、いや。俺だけで上がるのはちょっと……」

「いいから。……もっと、落ち着いて、ちゃんと聞かせてほしいの」

「……わかった。お、お邪魔します」

彼は靴を脱ぎ、ぎこちない動きで私の後をついてくる。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
346Res/199.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice