過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える 続きと終わり
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25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 19:42:25.91 ID:kAKMmD4ho
「……俺はずっと前から、雪ノ下のことが、人として、一人の女の子として好きだった」

飾り気のない、愚直なまでに真っ直ぐな言葉。それ故に、私の心に大きく響き、揺らす。それでも彼は飽き足らず、さらに私に畳み掛ける。

「今はもっと、前よりもずっと、強い部分も弱い部分も、真っ直ぐな部分も、素直じゃない部分も全部、雪ノ下の持ち物全部が好きだ。だから、俺と……」

もう駄目だ。

こんなにも幸せになる言葉を私は聞いたことがない。

こんなにも胸に迫る真摯な告白を私は受けたことがない。

堪えていた涙がついに零れた。一度決壊してしまうと、あとは崩れ落ちるように止めどなく溢れ、噛み締めた歯の間からは嗚咽が漏れ出す。


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