過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える 続きと終わり
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34:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 19:50:10.68 ID:kAKMmD4ho
確かにこれで停滞はしない。なんらかの変化はする。だが、その変化が私にとって、全員にとって望ましいものとは限らない。

ただ、彼が前に進むと言うなら、置いていかれたくないなら、私も前に進むべきだ。置いていかないでと彼に懇願するのは間違っている。

今はどこが前なのかも、何が本物で何が偽物なのかもわからないけれど、彼が見つけてくれた私を大事に守ることから始めよう。

顔を上げ、真っ直ぐに背筋を伸ばす。

「本当に勝手だわ。でも……私も同じ。私は彼女のこともあなたと同じぐらい好きで……大切にしたいと思ってる。だから私も、ちゃんと話すわ」



それから、彼の終電の時間までと決めて、たくさんのことを話し続けた。私のことや由比ヶ浜さんのこと、生徒会のこと、私たちのこと。


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