過去ログ - 【艦これ】天龍「発動！」木曾「秋の演習戦」 -SS速報VIP

過去ログ - 【艦これ】天龍「発動！」木曾「秋の演習戦」

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71: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 13:15:40.73 ID:mlnr2vvXo

◇　◇　◇

天龍「だあああああ！！！霧島達のとこにはまだ着かねえのかよ！？」

72: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 13:27:35.62 ID:mlnr2vvXo
◇　◇　◇

Bismarckが指揮を執り、夕立と潮の駆逐艦二人が跳ね回るように波状攻撃を繰り返す。
土壇場に立たされて逆に士気が高まったのか、それぞれの攻撃の隙を縫うような連携の前に、扶桑、日向、青葉の三人の抵抗もはかなげに映った。

以下略

73: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 13:36:52.80 ID:mlnr2vvXo
青葉「しぶといですね、もうっ！」

扶桑「…慣れた戦い方ね、上手だわ」

日向「扶桑、相手を褒めている場合か？」

以下略

74: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 13:44:45.30 ID:mlnr2vvXo
後部甲板を盾にして、夕立が放った砲弾を受け止める。
駆逐艦の砲撃といえど、直撃すればタダでは済まない。骨を震わす衝撃が、日向の腕に響く。

日向「クソっ…！」

以下略

75: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 13:56:33.47 ID:mlnr2vvXo
今までに見たことのない日向の激昂した様子に、青葉は指示の意味をようやく理解したのか（たぶん、してない）、負傷した三人を抱えて全速力をもって離れ小島へと駆け出した。
だが、その大きな隙を相手が見逃すはずはなかった。

潮「い、行かせませんっ！」

以下略

76: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 14:04:55.42 ID:mlnr2vvXo
日向「たぁっ！」

潮「ひゃっ」ｻﾞﾝｯ

日向「ふっ！！」

以下略

77: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 14:25:52.79 ID:mlnr2vvXo
◇　◇　◇

退いていく青葉の姿を見届けて安堵したのも束の間、扶桑のもとに夕立が追いすがる。
不運なことに、扶桑はそのことに気づくのが僅かに遅れてしまった。
彼女が振り向いた時にはもう既に、夕立の左右の発射管から発射された魚雷が、扶桑の船底を穿たんと標的を捉えていた。

以下略

78: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 14:40:53.19 ID:mlnr2vvXo

～　～　～

半年ほど前の話。
山城が泣きながらに私にすがっていた。アニメ艦これはクソだと。

以下略

79:名無しNIPPER[sage]
2015/10/25(日) 14:43:51.83 ID:We5MiPCd0
心理描写に泣いた……w

80: ◆Mev0T6i6Ca.d[saga]
2015/10/25(日) 14:50:17.30 ID:mlnr2vvXo
～　～　～

そんな所で、扶桑の意識はふっ、と現実に引き戻される。ずいぶん長い時間意識を奪われたように思われたが、まだ勝負が決まっていないのを見ると、どうやら一瞬のうちのことだったようだ。
変な夢ね…。なんでこんな時になって、こんな夢を見るのかしら？
自嘲気味に少し笑ってみせるが、それで現状が打開される訳でもない。

以下略

81:名無しNIPPER[sage]
2015/10/28(水) 16:01:01.37 ID:/ZKAyD+lO
でも扶桑姉さまBDの番宣に出てるじゃん

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