729:名無しNIPPER[sage]
2015/10/29(木) 22:44:50.32 ID:ucDrLxiAO
平和に、静かに、自由に暮らせるなら、このくらいは全然苦ではありませんから。
730:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 22:52:44.67 ID:fQccCvVP0
泰葉(……老人にできる事はこのくらいなのですよ。)
聖「……え、えっと…………」
泰葉「堂々と胸を張りなさい。あなたたちが、これからの時代の主役なのですから。老人相手に萎縮する必要はありません。」
731:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 23:00:00.45 ID:fQccCvVP0
泰葉「良いですか、キャリーン。経験が豊かな人間を尊敬すべきなのは、その人が長くその世界で過ごしてきたからではありません。その世界で積み重ねてきた物が大きいからなのですよ。」
聖「…………………………」
泰葉「何をしたか、それは自分のやりたい事だったのか、後から後悔しても時間は帰ってきません。……後悔しないように生きなさい。」
732:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 23:06:14.79 ID:fQccCvVP0
聖「え、えっと………………」
泰葉「………………」ナデナデ
聖「………………あ………」
733:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 23:11:39.35 ID:fQccCvVP0
泰葉「つまらない訓戒だけ聞かせて返すわけにはいきません。お茶を淹れますから、飲んでいってくれませんか。」
聖「……………え、えっと…………………」
泰葉「ふっ………年寄りのわがままです。お茶を飲んでいってやってください。」
734:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 23:17:07.18 ID:fQccCvVP0
タラの屋敷 食堂
瑛梨華「それでですね、それからどうなったかと言うとですね……が…………で…………だったんですよ!」
735:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 23:23:30.74 ID:fQccCvVP0
瑛梨華「…………が…………を…………って言うんですけど……私は…………が…………だと思うんですよ…………!」
麗奈「あー…………はいはい…………(……どうして私が噂話を延々と………………あ……でも…………あれだけの事をしたのに…………これだけで済むなら…………)」
瑛梨華「……を…………たら…………って言いますけどね…………は…………と考えて間違いが……………………」
736:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 23:28:53.13 ID:fQccCvVP0
台所
菜々「よくもまあ……あれだけ話し続けられるものですねぇ…………逆に感心してしまいます。」
737:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 23:36:10.85 ID:fQccCvVP0
菜々「……今はどこにいらっしゃるんでしたっけ?」
巴「よーろっぱの……よーろっぱの…………とにかくよーろっぱの町じゃ!」
菜々「ありがとうございます。…スカーレット嬢様たちに後でお渡ししなくてはなりませんね。」
738:名無しNIPPER
2015/10/29(木) 23:41:52.86 ID:fQccCvVP0
巴「…………フン……なら、礼は言わんわ。」
菜々「それで良いんです。」
ドンドンドンドン!
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