過去ログ - 西園寺「海の向こうから鳴り響くSIREN」
1- 20
2: ◆z.6vDABEMI[saga]
2015/10/17(土) 23:11:13.64 ID:F1yfLl9po


西園寺日寄子  1日目  00:00:00
      民宿/大宴会場



大多数の生徒がその場に残り、片付けをする最中だった。

………ゥゥゥ………



西園寺「………?」

小泉「どうしたの?日寄子ちゃん」

西園寺「なんか………聞こえない?」

澪田「おっ!さすが日寄子ちゃんっす!唯吹にも伝わるっすよ、この変な異音ー!……マジ誰の仕業っすか?」

石丸「何を仰っているのか……とにかく僕も普段ならば寝ている時間なので、すぐにでも片付けを終わらせて」


ゥゥゥゥゥウウウウ


西園寺「ねぇ待ってよ!」

苗木「これ……なんだろう……?」

大和田「あ?」

村人「………」

西園寺「気のせい?それとも……」

村人「………ぎ、」

西園寺「え?」

村人「儀式……かえ……」ぎぎぎ

西園寺「は?え?なに……言ってるの?」


刹那、開け放たれる扉。
民宿の入口から、ぞろぞろと人が波のように入ってきた。
───が、それらは何か様子がおかしい。
まるで生気のない顔でこちらを見て、右手の鉈を振りかざし───


ざくっ。


苗木「……は?」

村人?「………」ゆらっ

苗木「なんで……そんな……」


よろめく苗木。
意味が分からないその場の全員。
あるいは、本人もまた。


舞園「キャアアアアアアアッ!!」

腐川「あ、ち、ちが……」ふらっ

学園長「何だか分からないけど……みんな逃げろ!」

西園寺「な、なに?なんで?いきなり、こんなこと、に」

がしっ

小泉「……逃げよう、日寄子ちゃん……!」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
912Res/372.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice