過去ログ - 【アニマス×デレアニ】「夢の頂上決戦!765プロvs346プロvs961プロ」
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10:その一『決裂』
2015/10/18(日) 01:12:30.52 ID:qVoiHnNjo
 
 記者が殺到する。
 玲音はそれをなだめるように、柔らかく返す。


玲音『それは、これから分かるよ』


 息を飲む記者群。
 テレビの前に並ぶアイドル達も、自然と一言も発せずにいた。
 画面越しですら、彼女たちを圧倒させるオーラが、玲音には有った。
 彼女はカメラに強い目線を送ると、まるでこちら側に語りかけるように、語り出す。


玲音『とにかく……日本のみんな、長いことタイクツさせたね』


玲音『たった今から、アタシ達で、”アイドル界”を変えていく』


『そ、それはいったい――』


 真ん中で椅子に座り、黙っていた黒井社長がにやり、と笑う。
 その小さな笑みは、我慢の限界だといわんばかりに、次第に大きくなってゆく。

黒井『クク…ククク、ハァーーーハッハッハッハ!!!』

黒井『つまり、この3名は、これから961プロで活動する、ということだ!』

 ざわつく記者。

黒井『では、これにて会見を終了させていただこう』

 黒井社長が席を立ったと同時に暗転。
 カメラはニュース番組のメインスタジオに戻り、絶句したキャスターと驚愕を隠しきれない様子のコメンテーターが映される。
 『大変なことが起こってしまいました!』
 『飛ぶ鳥を落とす勢いの765プロの精鋭2名が、あの玲音と!』

 プツン。

律子「……」

 律子は、これ以上見てられない、とテレビの電源を落とす。
 恐らくこの番組を見ていてもこれ以上の情報は得られそうになかった。




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