過去ログ - 【アニマス×デレアニ】「夢の頂上決戦!765プロvs346プロvs961プロ」
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119:その七『衝動』[saga]
2015/11/23(月) 20:19:23.83 ID:901dc9tao

律子『はい』

小鳥「律子さん! 実は、346プロの協力でヘリでの会場入りができるようになったんですけど、今からこちらへ戻ってこれますか?」

律子『……すみません、実は、亜美が……』

小鳥「……亜美ちゃんが……どうしたんですか?」


 律子は時間が惜しいと言うように、早口で状況を説明した。
 高架上で密接した大量の車の熱によって、車のエアコンが壊れたこと。
 真夏ということで危険を察知した律子は車から脱出をしたが、時すでに遅く窓から頻繁に顔を出していた亜美が日射病にかかってしまったこと。
 そして今、意識が混濁している状態の亜美を近くの病院へ診せに行っていること。


律子『……ですので、今回、竜宮小町は出演を見送ることにしました』

小鳥「そんな……」


 亜美が熱射病になってしまったのは誰が悪いということでもない。
 律子の状況判断も遅くは無かった。伊織もあまり長時間顔を出すなと注意していた。
 あずさも持ってきた水をほとんど自分では飲まず、亜美と伊織に飲ませていた。
 亜美も、渋滞が解消しているかどうかを定期的に確認していただけだ。
 ……あえて悪者を指すとするなら、やはり、あの男しかいない。

小鳥「だったら、どうしましょう……」

律子『……伊織からの伝言です』

律子『”誰が出てもいいけど、全力でやんなさい”』

律子『……以上です』

小鳥「はい、伝えます」

律子『お願いします。こっちは落ち着いたら、また連絡します』

小鳥「……はい。では」


 ツー、ツー、という電話の切れた音。
 会話の内容は全員には伝わってはいないが、察した貴音が口を開く。

貴音「あまり状況は芳しくない様ですね」



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