過去ログ - 【アニマス×デレアニ】「夢の頂上決戦!765プロvs346プロvs961プロ」
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124:その七『衝動』[saga]
2015/11/23(月) 20:24:45.01 ID:901dc9tao


 亜美は意識を取り戻すと、そこは真っ白な病室だった。
 まだ頭はズキズキと痛むがベッドから体を起こし周りを見渡すと、すぐ側には伊織の姿。
 立ち上がろうと体を動かすと、伊織がそれを制止する。
 腕には、点滴の針が刺さっていた。
 伊織は亜美が倒れてからの出来事を粛々と説明する。

「……そっか、はるるん達が代わりに行ってくれてるんだ……」

 亜美は一瞬安心したような顔を見せた。
 が、直後に自分の言葉で何かに気付いたようにハッとなり、悲しそうな表情で伊織に謝った。


「いおりんごめんね……」

「いいのよ。馬鹿ね、あんな茶番ライブより、仲間の身体の方が心配に決まってるじゃない」

 伊織の返答を受けても、亜美の表情は晴れない。
 亜美はとても言いづらそうに、もごもごしながら、小さな声で返す。


「……でも、ミキミキと、何かあったんでしょ……?」

「な、」

 心底意外そうな顔をしつつ、『なんであんたが知ってるの』という言葉をなんとか引っ込める伊織。


「あ、やっぱり……いおりんはホント、隠し事がへたっぴだYO……」

「……いいのよ。何度も言わせないで」

「でも……」

「本番。そこで、見せつけてやりましょう」

「んっふっふ〜……それでこそ、いおりんだね」

「だから、ゆっくりお休みなさい」

「うん。ちょっと、体力カイフク……だ、YO……ぐぅ」

 


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