過去ログ - 【アニマス×デレアニ】「夢の頂上決戦!765プロvs346プロvs961プロ」
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その八『記憶』
[saga]
2015/11/26(木) 22:29:28.47 ID:Tum4lAkfo
――
――――
346P「つまり、今度のフェスで敗北すると、渋谷さんは移籍しなければならない、と」
凛「……うん」
凛は目を伏せて頷く。
卯月や未央も、どことなく暗い表情である。
「……」
プロデューサーは悔いていた。
思えば、番組収録時点で、秋月プロデューサーはその予兆を感じ取っていたのだ。
だが、自分はそれを――
『玲音というビッグネーム。今回はそれに挑む形になるでしょう』
『もし仮に、フェスで負けてしまったとしても、こちらとして痛手はそれほどありません』
『なぜなら、相手が格上だからです。それはそれで一つの納得の形になります』
『ならば、これは良いアピールの場に成り得るのではないでしょうか』
……考えが甘すぎた!
秋月プロデューサーのあの反応は――『あんな告知、放送できるもんですか!』――正しかったのだ。
961プロダクションの黒井社長と直接対峙したことのある側の意見の方が正しかったはずだ。
なのに、自分の対応は、あまりにも普通すぎた!
既に広告は961プロの膨大な資金によって、大々的に出してある。
この状況から撤退するのは、あまりにも悪手だ。
観客が数万人という、この大舞台。
それを直前での降板は、プロダクション全体のイメージの低下に繋がるだろう。
だが――
すがる様な目でこちらを見てくる3人の姿。
この子たちに、『玲音や765プロたちに打ち勝て』と言うのは、あまりにも”酷”過ぎる。
しかし、『渋谷凛を失う』のは、イメージ低下と同等か、それ以上の痛手。
未央「……プロデューサー?」
346P「少し、考えさせてください……」
眉間に手を当て、部屋の外へ出て行くプロデューサー。
卯月「……落ち込んでる姿、見れちゃいましたね……」
凛「プロデューサー……」
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