過去ログ - 【艦これ】重巡加古はのらりくらり
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50: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:09:02.56 ID:dZzDaEXuo
-はぐれ駆逐艦-
51: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:09:53.82 ID:dZzDaEXuo
そうして、訓練も終わって帰路につくところだった。
帰りにあたしはちょっと小腹が空いて、古鷹たちには先に帰ってもらって一人コンビニにいた。
52: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:10:38.31 ID:dZzDaEXuo
砂浜にたどり着いたが、確かに遠くに黒点が見えたが、遠ざかって行くんだ。
「なんだ、逃げてるじゃないか」
53: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:11:15.78 ID:dZzDaEXuo
あれは確か、駆逐艦イ級だ、こんなところまでやってくるとは哨戒部隊は一体何をやってるのか。
そんなことを考えながらジリジリと距離を詰めていく。
54: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:13:25.45 ID:dZzDaEXuo
ここで手を離すわけにゃあいかないだろ、あたしは懐から白兵戦用の短刀を取り出し、目ん玉に突き刺した。
「ギィイィィイィイィイイィィィィ」
55: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:14:19.53 ID:dZzDaEXuo
瞬間辺りは真っ暗になる。夜になったわけじゃない、ここはイ級の腹ん中か。
中はそれなりの空洞になっていた。臓器とかそういう類の物は見当たらなかったから不思議だなぁ。
56: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:15:02.20 ID:dZzDaEXuo
なんとか一矢報いてやろうと体内を殴りつける。
するとぐわんぐわん揺れ始めた。一筋の光が差し込む。
57: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:17:07.75 ID:dZzDaEXuo
水面に打ち付けられたが女の子は無事なようだ、慌てて体勢を立て直し陸地を目指して全速前進だ。
悔しいが、この子を抱えた状態での戦闘に勝ち目はないからね。
58: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/19(月) 23:17:57.97 ID:dZzDaEXuo
とりあえずここまで
59: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/20(火) 00:39:31.83 ID:OMktnl/qo
-とんだ随伴艦-
60: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2015/10/20(火) 00:39:57.71 ID:OMktnl/qo
こうして思うと感慨深いものだ。
路上で無為に過ごして社会の外れものだったあたしが、その社会のために命を投げ出すんだ。
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