過去ログ - 【艦これ】重巡加古はのらりくらり
↓ 1- 覧 板 20
853:名無しNIPPER[sage]
2016/01/31(日) 16:18:48.95 ID:5DSz/sH0O
乙
854: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:12:47.69 ID:qWvsCvcXo
-凶報-
「起きろー!起きろー!」
855: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:13:15.73 ID:qWvsCvcXo
「なんだよ」
「なんだよとは何だ。今朝初霜が上空に偵察機が通ったのを見つけた」
856: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:14:23.19 ID:qWvsCvcXo
「第三十駆逐隊は天龍に任せる。木曾、矢矧、一先ず先日のことは忘れろ。木曾は第二十一駆逐隊、矢矧は第十九駆逐隊に付け」
初春と磯波は一瞬だけすごく嫌そうな顔をした。
857: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:15:28.36 ID:qWvsCvcXo
潮はというと、山道を外れたところで曙を抱え漣に寄り添ってブルブル震えていた。
「おい、空爆だぞ」
858: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:16:38.21 ID:qWvsCvcXo
爆発音がこだまし、周りで大小の雪崩が起きている。
「うーん、巻き込まれちゃまずいな。早くここを抜けなければ、でもどうやって?」
859: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:17:11.76 ID:qWvsCvcXo
天龍が号令を出した途端、部隊は駆け出した。
「よし!命令は聞こえただろ!走れ走れー!」
860: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:17:52.60 ID:qWvsCvcXo
「はぁ、みんな無事だといいけどね……」
「そうですね……」
861: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:18:46.34 ID:qWvsCvcXo
「こんなことを、伝えなきゃならないのは気が重いが」
立ち止まり、向かい合って言った。
862: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/01/31(日) 23:20:13.93 ID:qWvsCvcXo
自分が楽になりたかったから潮に話した、と言われてもその通りだとしか言えない。
でもどうにかなりそうだったんだよ、誰かと共有したかった。
1002Res/476.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。