過去ログ - 【艦これ】重巡加古はのらりくらり
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948: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2016/02/07(日) 22:40:47.22 ID:HG2c4Isuo
今夜はここまで
このSS書くためだけに、妙に知識が増えていく……
GoogleマップとWikipediaは神
連載小話
【北方棲姫の冒険】
第二回:結成、北東欧州連合艦隊!
ラップランド地方の侵略に最も危機感を募らせたのはフィンランドである。
首都の目と鼻の先に敵が存在し、なおかつ防衛戦力も持ち合わせてはいなかったからだ。
フィンランド海軍は素質のあるものを募ったが、多数の応募があったにも関わらず、
主力艦艦娘となれる人材はわずか5名のみであった。
さらに不運は続く。南西スオミ県の港湾都市トゥルクの工場で海防戦艦イルマリネン級の艤装生産が行われたが、
凍った海、陸では泥濘や凍土、雪原での戦闘など専用の装備を多数用意しなくてはならず、
航続距離が大幅に削減され、巡航速度であっても1300km程度という、艦娘でも最も短い航続距離となってしまう。
その上、二つの艤装完成後に空爆が行われ、生産が不可能な状況となり、
応募者の残り3名は北ポフヤンマー県のオウルで急造された潜水艦ヴェチネン級となった。
この戦力不足を補うべく外交官は各地を駆け回る。しかし周辺国も同じことを考えていたようで、
交渉はすんなりと終わり、北東欧州連合艦隊が編成されることとなる。
この連合艦隊に参加した国はフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、
ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランドと9つの海軍であったが、
多くの国が数人の艦娘しか持っておらず、リトアニアに至っては元掃海艇の訓練艦プレジデンタス・スメトナのみである。
その為、実質の主戦力はフィンランド、スウェーデン、ロシアの三ヵ国の海軍艦娘であった。
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