過去ログ - セイバー「今日もアヴァロンで独り寝たフリだ……」
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898:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 18:13:30.14 ID:pnpB8rI5o

■ヴォルスングのシグルドさん家

アスラウグ「お母様、お母様、確かに新年のプレッツェルは大きい方がいいというけれど」

アスラウグ「流石にこれは大きすぎない? これを入れるオーブンがないと思う」

シグルド「問題ない。お前の母には魔力放出(炎)があるのでな」

ブリュ「…………」

アスラウグ「どうしたの? お母様」

ブリュ「不思議な……なんという感情でしょうか、これは」

ブリュ「私はこのようなものを知りません」

ブリュ「この身はエインヘリヤルをヴァルハラへ導く為に生まれた命」

ブリュ「ただその為だけの自動的な存在とすら言えるのに」

ブリュ「シグルド、あなたという愛しき男に出逢い」

ブリュ「そして人のように子を産んだ……」

ブリュ「ああ、そうして生前はできなかったけれども」

ブリュ「こうして人間の家族というものを知り、紡いでみて……」

ブリュ「言い表しようのない感情が湧き上がるの……!!」

シグルド「それは人が当たり前のように持つものだ」

シグルド「怯えることはない。戸惑うことはない」

シグルド「悲しむこともない。今はこうしてここにある」

アスラウグ「そうだよ、愛はここにあるんだよ?」


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