過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ4】
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535: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2015/11/08(日) 17:14:48.52 ID:+EWQuUQqo

天乃「……一度。もう一度だけ、主らに見せてやろう」

一歩一歩、天乃が動く

ただただ近づいてきているだけの動きに

水瓶座の体は何故か後退していた

バーテックスに感情があるのか定かではない

しかし、それを見ていた樹達は【恐れた】と、思った

天乃「案ずるな。私にも慈悲はある……一度で死にたければ動くでないぞ?」

剣がぎらりと光らせて獲物をその身に映しながら、

天乃はゆっくりと右手の剣を左下に下げていく

足元から、頭部まで

水瓶座の姿が全てを収め、天乃は笑みを浮かべる

天乃「次は、忘れるでないぞ? 愚か者どもめ」

何かが風を切った音がした

何も動かない静寂が訪れた

そして――水瓶座の体は真っ二つにずり落ちて砂へと還っていく

樹「……え?」

天乃の腕はいつの間にか刀を振り上げていたのだ

それは誇張でもなんでもなく一瞬だった


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