過去ログ - 真人「そういえばこの間、鈴が知らねえ男と歩いてたな」理樹「えっ?」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/10/21(水) 21:40:34.13 ID:A8yua7rm0
恭介「それじゃ行ってこい」
理樹「鈴たちまだあの店にいるかな…」
恭介「あ、そうだ忘れてた。確かこの時間はそろそろ映画が始まる頃だったんだよな。映画館で張込みして2人がどの映画を観るのか確認してから一緒に観てこい。これお駄賃」
理樹(恭介は僕に2千円ほど握らせると高らかに宣言した)
恭介「ミッションスタートだっ!!」
……………………
恭介「……行ったか」
謙吾「…恭介、何故理樹に行かせたんだ?」
恭介「それはさっき言っただろ?」
謙吾「…………」
恭介「分かったよ!言えばいいんだろっ」
真人「へっ?他になんか理由あったのか?」
恭介「ああ。そろそろ理樹も彼女が欲しいんじゃないかと思ってな」
真人「はあ?」
恭介「気付いたのは最近なんだが理樹はどうも鈴のことが気がかりに思っていたようなんだ」
謙吾「あいつがそんなことを?」
恭介「いいや、言ってない。というか本人でさえその気持ちに気付いてないんだろう」
恭介「だからこれで少しでも焚きつけることが出来たらなって」
真人「う、嘘だろ!?理樹が鈴に!?」
謙吾「どうせもし付き合ったら理樹が構ってくれなくなるとでも言うんだろ?」
真人「ああそうだよっ!悪いかっ!?」
恭介「俺はさ…ずっとそうなってくれたらなって思ってたんだ。謙吾もそう思わないか?」
謙吾「まあ、お似合いではあるな。少なくとも俺の知っている男の中では」
恭介「理樹になら譲ってもいい。そう思ってた矢先にこれだ!理樹がまだ危機感も持ってないまま他の男に取られては可哀想だ」
謙吾「そもそも鈴がその男子と付き合うかどうかだが…鈴には恋は早いような気もするぞ」
恭介「鈴も成長したからなあ…どう出るか俺にはもう分からなくなっちまった」
理樹『2人が映画館に来たよ!』
恭介「おっと…了解だ!手際よく行け!」
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