過去ログ - 真人「そういえばこの間、鈴が知らねえ男と歩いてたな」理樹「えっ?」
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3:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 22:03:55.07 ID:7iJiwpbE0




恭介「で、鈴に一つ聞きたいことがある」

理樹(いつの間か僕らは鈴を取り囲むようなフォーメーションを取っていた。部屋の真ん中で鈴は椅子に座らされている)

鈴「あたしは何も悪いことはしていない」

恭介「ああ、そうかもしれん。だがこれから聞くことはとても重要なことなんだ」

鈴「?」

理樹(首を傾げた拍子にちりんと鈴がなる)

恭介「お前、俺たち以外の男子と喋っていたらしいが、一体なんの話をしていたんだ?」

理樹(他の誰かが聞けばかなり誤解を招く…というか恭介に限ってはそれに近い質問だった。しかし、その質問相手は他ならぬ鈴だったのでそういう心配は要らない)

鈴「ん?なんであいつと喋ってたの知ってるんだ?」

理樹(どうやら真人の言っていたことは本当のようらしい)

理樹(けど、いくら他人とあまり付き合おうとしない鈴だからといって用事があれば男子とだって普通に会話ぐらいする。恭介のような心配は杞憂に終わるだろう)

恭介「いや、この間ふと見かけてな」

鈴「そうか。いや、別に普通のことだ」

恭介「その普通のことが聴きたい」

鈴「お前はあたしのストーカーかっ!」

恭介「……兄だぞ?」

理樹(恭介が冷や汗を垂らした。よほどショックだったらしい)

鈴「ふん、別に明日は小テストだとか今日はモンペチの発売日だとかしか言ってない」

理樹(その言葉に恭介は心の中で胸をなでおろしたに違いない。こわばっていた顔の筋肉がみるみるうちに緩んでいった)

恭介「ははっ!ならいいんだ!いや、疑って悪かったな!さて、早速人生ゲームでも…」

鈴「あ、それと…」

恭介「ん?」


鈴「今度2人で映画観に行こうって誘われた」


恭介「はぁぁあああああああああああああ!?」

真人「マジかよっ!?」

謙吾「…………本気か?」

理樹「…………………えっ……」




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