過去ログ - 真人「そういえばこの間、鈴が知らねえ男と歩いてたな」理樹「えっ?」
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37:名無しNIPPER[saga]
2015/10/22(木) 23:39:20.21 ID:xbBIPn9C0
「棗さん、こんなところにいたんだ」

鈴「またお前か」

理樹「!!」

理樹(心臓が飛び出るかと思った。何故なら、後ろを振り向くと、昨日から散々話の中心にいた例の男子が立っていたからだ)

「……そっちの人は?」

鈴「理樹だ」

「ああ、なるほど。例の…」

理樹(例のなに!?鈴はもしかして僕のことを彼に喋ってたのか!?)

理樹「えっと…」

「それで棗さん。ちょっと話があるんだけど」

鈴「話?どうしたんだ」

「いや、ちょっと2人で話したいことなんだ…」

理樹(そうチラリと僕を見ながら言った。どうや暗に退いてほしいと言っているようだ)

理樹「あ、あの…」

「ちょっと自動販売機前で話せないかな?」

鈴「おーまーいーが」

「嘆いてるの!?」

理樹(だめだ。せっかく来たのに行ってしまう…)

鈴「すまんな理樹。話はまたあとだ」

「ごめん!ちょっと借りていくよ」

理樹(片手で謝るポーズを作って鈴の肩を持った。…鈴の肩を持った!)

理樹「………っ」

理樹(鈴はそんな事をされても嫌な顔一つしない。そりゃ、謙吾にそうされても反応は同じだったんだろうけど…)

理樹「り、鈴!」

鈴「……うん?」

理樹(少し行きかけたところで振り向いてくれた)

理樹「え、えっと……ほら…その……」

鈴「どうしたんだ?」

理樹「いや…またあとでって言おうと思って」

鈴「……今日の理樹はなんか変な奴だな」

理樹(ぐさっ)


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