11:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 02:55:56.83 ID:xvqSeYsQo
『【自称オトナ】日下部若葉』
なんとなく、額に手を当てる。
冷却シートはよくある、端から剥がれかけている、なんてことはなく新しいものに替えられていました。
「あ、あのっ」
「ん?どうしましたか〜」
「ありがとう、ございます。……わぷっ!?」
一瞬ぽかんとしていた若葉さんが寝そべっている私に正面から飛びついてきます。
「わぁ〜♪ありすちゃんかわい〜♪」
……暑苦しいです。伝染ります。あと、なんか微妙な気分です。
「ふふん、お姉さんに一杯あまえてくれていいよっ!」
ようやく離してくれた若葉さんが胸を張って言います。
「……なんか、納得いきません」
「お姉さんも気持ちは分かりますけど子供時代はお得な時間なんですから〜♪」
「……そうなんですか?」
「そうなんですっ!子供時代の何倍も大人時代は長いんですからっ!……まぁ、私は……その、未だに子供扱いされますけど……ちっちゃいからってひどいですよねぇ」
若葉さんが子供扱いされるのはまた、違うような。
なんて言えばいいんでしょう。……うぐぐ……。
29Res/16.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。