過去ログ - 男「え、命を助けた異性を必ず伴侶にしなけれならないのですか」
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9:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 17:43:03.38 ID:APNNxPa8O
今朝のこと

男(いやー、なかなか気持ちのいい朝だなー。森に囲まれているからかな)

「お許しを!お許しください!」

男(なんだ?森の奥の方から切羽詰まったような声が)

アマゾネス「森の神よ!お許しください!わたしは決してあなた方の縄張りを荒らそうなどとは!」

子猫「しゃー!」

男(うわ、なんか強そうなねーちゃんが襲われてる。子猫にだけど)

子猫「うにゃにゃにゃ!」ピシピシピシ

アマゾネス「ひぃー!」

男(子猫に引っ掛かれて引っ掻き傷だらけになってら。追い払わないのか?)

アマゾネス「お許しを!」

男(踞ってる。猫苦手なのか?助けるか)

男「おーい、ほれちっちっち」

子猫「うにゃ?」

男「ほれほれ、猫じゃらしだぞー」

子猫「にゃー!」

男「そのままあっちいけー」ポイッ

アマゾネス「なんということだ……」

男「あ、大丈夫ですか?」

アマゾネス「あなたは命の恩人です!」


男(あとで聞いた話によると、あの子猫は山の神と呼ばれるここいらで恐れられている猛獣の子供で)

男(その縄張りに入ってしまったアマゾネスは、その猛獣の子供の狩りの練習にされていたらしい)

男(もしあそこで力ずくで子猫を排除しにかかっていたら、近くで姿を隠していた親に殺されていただろうということだから、恐ろしい話である)


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