過去ログ - 【ゆるゆり】ちなつ「私の、気持ち」
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2:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:10:36.01 ID:PDBogsDzo
暑いのが苦手な私にとって、秋は本当に過ごしやすい季節。
どこか切ない空気を含んだ風がすうっと流れて、まるで私の気持ちを代弁してくれてるみたい。

かさかさと乾いた音を立てて滑っていく枯れ葉達。

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:11:49.65 ID:PDBogsDzo
今は部室に私一人。

結衣先輩はまりちゃんのお世話、京子先輩は漫画を買いに行くとか。
あかりちゃんは日直をするはずだった子が風邪で休んだから、そのお手伝い。

以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:13:04.16 ID:PDBogsDzo
普段なら結衣先輩の事を考えてたら気が付いたら1時間経ってる、なんて事はしょっちゅうなんだけど。
今日は、そういう風に頭が動かないっていうか、からっぽ。

なんでからっぽなのか、考える気も起きない。
考える気が起きない自分を責める気も起きない。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:14:29.80 ID:PDBogsDzo
そもそも私が結衣先輩と幼馴染に生まれなかった事を悔やんだり、結衣先輩と幼馴染である京子先輩やあかりちゃんのどちらかが、もしも自分だったら、なんて考えはない。
考えた事はあったかもしれないけど、今はそうは思わない。

確かに私と結衣先輩が幼馴染だったなら、私のこのもどかしさも、幾らか取り除かれると思う。

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:15:59.74 ID:PDBogsDzo
傍若無人で、強引で。
だけど何だかんだで皆を見ていて、気付けばあのペースに巻き込まれてる。

聞いた話じゃ、ごらく部を作ろうって言ったのも京子先輩らしい。
京子先輩があの性格じゃなかったら、京子先輩が魔女っ娘ミラクるんを好きじゃなかったら、私が同じ外見でも、食い付かなかったかもしれない。
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:16:51.48 ID:PDBogsDzo
なんだかんだ言って結衣先輩は京子先輩の事が好きなんだと思う。
ずっと結衣先輩の事を見てるんだもん。それくらい分かる。
結衣先輩と結ばれるためには、そんな京子先輩という存在を、私は超えなきゃいけない。

そして、もう一人。
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:18:35.76 ID:PDBogsDzo
あかり「……ちなつちゃん、どうかした?」

ちなつ「ん……なんでもない」

あかり「そう? 何か悩んでる事があったら、あかりで良ければお話聞くからね」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:19:47.10 ID:PDBogsDzo
あかりちゃんには何度も結衣先輩の事で相談に乗って貰ってる。
練習とは言え、キスも、した。


結衣先輩の唇、結衣先輩の身体、結衣先輩の声。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:21:09.00 ID:PDBogsDzo
ちなつ「……あかりちゃん」

あかり「うん?」

ちなつ「……キスの練習、した時の事、覚えてる?」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:22:45.70 ID:PDBogsDzo
ちなつ「嫌だって思った? ……って、思わないわけないか」

あかり「え、あー……あの時は、嫌っていうか、どうしてあかりなんだろうって思ったの。
    ちなつちゃんは、嫌じゃなかったの?」

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/10/20(火) 20:23:46.10 ID:PDBogsDzo
ちなつ「でも……ごめん。
    あかりちゃんの気持ちまで、考えられてなかったよね」

あかり「そん、な……」

以下略



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