過去ログ - 苗木「強くてニューハーフ……?!」モノクマ「そうです!」
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23: ◆yrrWowwxP2[saga sage]
2015/10/21(水) 17:00:10.23 ID:Cb9pOKlMo
石丸「さて、茶菓子の類は見つからなかったが……」

苗木「ちょっとお茶するだけだし大丈夫だよ」

石丸「本来ならば和菓子の一つぐらい用意したいんだが、この環境ではな」

苗木「だからいいってば」

石丸「そういうわけにもいかない。何か礼をとなると、この程度では」

苗木「(だめだ、話題をちょっとずつ反らさないと)……お茶おいしいね。ほんとにお茶入れるの上手だよね」

石丸「ははは、小さい頃にいろいろと教わってな。道具があれば茶を点てる事もできるぞ!」

苗木「へえ、なんというか、そういう趣味の世界の事にくわしいのはちょっと意外だったよ」

石丸「……たしかに、普通であれば趣味で触れることだな。幼い頃に、その勉強をする必要があったから今はもうやることはないが」

苗木「それも勉強だったんだ」

石丸「うむ。所で苗木くん、雑談はこのあたりにして何か礼になるような事はないかね?」

苗木「や、やっぱりそこに行くんだ?えーっと……じゃあ、お礼代わりに、なんでサラシが必要だったか聞いていい?ボクまだちょっとなんでかわかってなくって」

石丸「その程度でいいのか?」

苗木「うん、むしろそれで十分だよ」

石丸「そうか……実は、制服が着れなかったんだ」

苗木「えっ?」

石丸「肩幅なんかは余るんだが……胸囲が増えていたからな。無理やり留めても不恰好になるせいでどうしたものかと」

苗木「あ、だからサラシで抑える必要があるって事なんだね」

石丸「うむ。当初はタオルで何とかできないかとも思ったんだが生地が厚手で途方にくれていたんだ」

苗木「そっか、役だってよかった」

石丸「君のおかげだ!……そうだ、サラシはどこで手に入れたんだ?」

苗木「購買部のモノモノマシンで出てきたんだよ」

石丸「購買部か……あまり行く気のない場所だったが、少し行ってみる必要もあるな」

苗木「まだ他に困っていることがあるの?」

石丸「いや、予備を持っておいたほうが良いかと思ってな。有益な情報感謝する!」


石丸クンと話し終えて、一旦自室に戻ることにした。
だけど帰りがけに、桑田クンが不二咲クンに話しかけているのを見つけてしまった。
不二咲クン、なんだか怯えているみたいだ……


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