過去ログ - 苗木「強くてニューハーフ……?!」モノクマ「そうです!」
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◆yrrWowwxP2
[saga sage]
2015/10/21(水) 17:01:48.95 ID:Cb9pOKlMo
苗木「えーっと、たしかランドリーに……ん?」
ランドリー内に誰かいるのか、中に明かりがともっていた。
苗木「誰か、いるの?」
江ノ島「あっ」
苗木「あ、江ノ島さん」
江ノ島「なんでこんな時間に?」
苗木「喉かわいちゃってさ……部屋の水道とまってるから、自販機使おうと思って」
江ノ島「……苗木さ、食堂にコレ忘れてたでしょ」
そう言って江ノ島さんはミネラルウォーターをテーブルに置いた。
苗木「あ!食堂に忘れてたんだ」
江ノ島「水分なんて大事なものを忘れちゃダメじゃん。そんなんじゃちょっとライフライン止まっただけでも生きてけないよ」
苗木「あはは…………江ノ島さんは何でここに?」
江ノ島「……私も、さっき目が覚めてさ。何となく服見たら金箔がついてるとこあったから洗いに来たの」
苗木「あの模造刀、金箔はがれやすいもんね……」
江ノ島「苗木が護身具探しに付き合ってればこんなことにならなかったのに……あのカーディガンお気に入りなんだよ?」
苗木「ご、ごめん……あ、じゃあお詫びにミネラルウォーターは江ノ島さんにあげるよ」
江ノ島「エッ?マジで?サンキュー! ……それにしてもさ。なんで舞園の誘い断ったわけ?」
苗木「……それは……舞園さんが不安なのって、まだみんなと仲良くなれてないからって部分が大きいと思うんだ。
もしも、っていうのを考えちゃうのは互いが分からないからだと思うし……だから、もし護身具を持ったとしても、きっと不安なのは変わらない」
江ノ島「そうやって 舞園の身の安全を守る物をもたせないでおいて 殺す気?」
苗木「えっ?」
江ノ島「……ま、やるとしても苗木ではないよね。できそうなのは十神とか、霧切あたりのわけわかんないやつらか」
苗木「ま、待ってよ江ノ島さん、何言って」
江ノ島「あ、乾燥とまった」
ランドリー内に、工程が終わったことを示すブザーが鳴る。
江ノ島さんは、赤いボタンのついたカーディガンを引っ張り出した。
そのまま、出入口まですたすたとあるいていき、そして彼女はこっちを見ずに只々冷たい声で言った。
江ノ島「一応、仲良くはしてあげるよ。表向きはね。でも、お前たちには何もやらせない」
苗木「えのしまさ」
江ノ島「舞園だけじゃないよ、他のやつを狙っても力づくでとめる……ギャルって意外と何でもできるんだよ。じゃあね」
混乱したボクを残して、江ノ島さんはランドリーを後にした。
しばらく呆然としていたけれど、喉の渇きを思い出して自動販売機から飲み物を手に入れた後、部屋に戻った。
一気に飲み干して、それから、また逃げるように眠りに落ちた。
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