過去ログ - 苗木「強くてニューハーフ……?!」モノクマ「そうです!」
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27: ◆yrrWowwxP2[saga sage]
2015/10/21(水) 17:02:31.74 ID:Cb9pOKlMo





……これで、いいのかな?
苗木くんに、敵対宣言のようなものをしてしまった。

本当なら、ひっそりと相手の出方を伺ったほうが良いのかもしれない
……だけど、そうするには相手の数が多すぎる。
私ひとりじゃ、6人もの相手がこっそり行動しているのをすべて把握するのは難しい。
私が真正面から攻撃されたならなんとかする自信があるけど、他の皆を守るのは……。

他の、狙われているであろう皆に手を組んでる連中がいることを教えるわけにもいかない。
多分、モノクマはそれを狙って私を食堂に導いたんだから。


モノクマ『やっほー』

江ノ島『いきなり人の部屋に出るとか、常識なさすぎじゃない?』

モノクマ『そう邪険にしないでよ……悲しいなあ、思った以上に絶望的だね』

江ノ島『何よ』

モノクマ『君の記憶を奪った分、ヒントをあげようと思ってね!』

江ノ島『私の記憶……ホントの話なの、それ?』

モノクマ『ホントだよ。キミはちょっと、いろいろ覚えてるとまずいことをおぼえてたからね!
  その分、キミにだけ、他の連中が知る由もないとっておきのヒントをあげようと思うんだ』

江ノ島『そういう埋め合わせするぐらいならやんなきゃいいのに』

モノクマ『そういうわけにもいかないんだよね!
  というわけで……ちゃーんと聞いてよね
  "15人の中に、皆に内緒で手を組んでる連中がいて"
  "そいつらは、皆に言うのがはばかられる内容を共有している"よ』

江ノ島『へっ?!』

モノクマ『いまちょうど、食堂で集まってるみたいだから見ておいでよ。じゃーねー』


そんなことを言われた私は……好奇心に勝てずに、食堂を見に行ってしまった。

そこにいた6人は、凶悪ではなさそうな人も含んでいて、私には本当に彼らが組んでいるかどうかよくわからなかった。
……だけど、注意しておこうと思った矢先に……舞園さんの身を守るための行動が拒絶された。

そうなると、もう疑いは止まらない。
あいつら、舞園さんをターゲットにする気なんだ。
それから順々にクロになっていって、一人づつ卒業していくつもりなんだ。

そのために、最初のターゲットと仲のいい苗木くんに、舞園さんを油断させる気なんだ。
……他のメンツはともかく、苗木くんは……いい人だろうって思ってたんだけどな。

とにかく、私がすべきことは、私に連中の目を向ける事。
私は襲われても返り討ちにできる。他の皆を、狙わせない事。

うん、悪くない。敵対宣言は悪くないよ。
私一人が、あいつらのヘイトを稼ぐだけでいい。
……でも、やっぱりいずれ他の皆と協力するためにも……表向きだけでも、仲良くはしておかないと。


ベッドの中で、再び目を閉じる。
誰も犠牲にしないことを誓いながら。




モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ……記憶を消しても、残念なやつは残念だね!ぎゃっはっはっはっは!!」





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