過去ログ - 苗木「強くてニューハーフ……?!」モノクマ「そうです!」
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44: ◆yrrWowwxP2[saga sage]
2015/10/21(水) 17:14:53.03 ID:Cb9pOKlMo
よもやの黒髪赤目組の主張に、視聴覚室が騒がしくなる。
自身も重い秘密を抱える大和田クンや不二咲クンは気まずそうに黙り込むし、
桑田クンや朝日奈さん、十神クンはなんとか我慢しろと迫る。
置いて行かれて「えっと その」とかいう言葉しか口にできないボクや山田クンに、
額に手を置いてうつむく葉隠クン。

そんな空気を叩き切ったのも、やっぱり霧切さんだった。


霧切「ヒントだけみせてもらえばいいんじゃないかしら?」

石丸「……そんな方法があるのか?」

霧切「自分の分のDVDでさっきからいろいろ試していたのだけれど、一時停止も停止もきちんと効くわ。
  内容が内容だからそこまで試してた人はいなかったみたいだけど」

セレス「それならば構いませんわ。勝手に巻き戻されなければ」

石丸「……ああ、僕もそれなら問題ない」

霧切「早送りだけはできないようになっているみたい。文字だけのヒントのひとも、原文が知りたいからヒントまですすめてから一時停止してくれると助かるわ」

苗木「ぼ、ボクはどうしたら」

霧切「間違いさがし頑張って」

苗木「う、うん」


ボクが間違いさがしを進めている間に、皆はそれぞれのヒントを組み合わせて行っていた。


朝日奈「私が食堂で、葉隠が物を食べてるモノクマだから……このテーブルを調べろって事かな?」

葉隠「それっぽいべ!」


大和田「購買部の写真なんだが、対応しそうなモノクマがでてるやつっていねーか?」

不二咲「そのぉ……私のがそれっぽい、かも。お菓子とお財布持ってるから……みせてもらっていい?」

大和田「お、おう」

不二咲「私の方に出てる矢印はこの辺だから……甲冑を調べたらいいのかなぁ?」


山田「えーと、拙者のモノクマはどうも洗濯してるっぽい感じなのですが」

腐川「……じゃあ、対応するのはあたしのヒントね……ランドリーが写ってる」

山田「むむっ?失礼……ふむふむ左から数えて3つ目の洗濯機が怪しそうですな!」


セレス「私のヒントには教室が写っているのですけれど……」

大神「……我のモノクマが対応しておるやもしれぬな」

セレス「矢印の位置は?」

大神「中央を示していた。この写真のアングルであれば、教壇だな」


石丸「先ほどはすまなかった」

霧切「いいのよ。貴方のにうつっていたモノクマは、ドアを開けるモノクマだったわね?」

石丸「ああ、そうだ」

霧切「あえてドアを開けると表現するのは、玄関ホールぐらいのものでしょう。チェックさせてもらうわね」

石丸「……僕も見せてもらおう……ふむ、レターケースだろうか?」

霧切「そうね、矢印をチェックしたかぎり、そこがあやしそうね」


そんな会話を聞きながら、ボクは間違いを4つ見つけ出した。

先ず、最初に気づいた観葉植物
それから、へし折れていたテーブルが学習机のようなものに変わっている。
物陰に隠れるように配置されていてわかりづらかったけれど、ゴミ箱も追加されていた。
それから……おれていたランプの柱が、見覚えのある模擬刀に変わっていた。


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